景気対策 2009 6 21
昔は、景気対策というと、公共事業でした。
主に道路工事や築港工事などでしょう。
その結果、キツネとタヌキしか通らない道路や、
釣り人のための港が増えてしまいました。
最近は、景気対策というと、自動車産業でしょう。
何しろ、自動車産業というと、裾野が広いのです。
最近の自動車は、まるでパソコンを作るのではないかと思うほど、
半導体を多く使用するでしょう。
これは、自動車のハイテク化や家電化が進んでいるからです。
会社の事業報告を読むと、
およそ自動車産業とは無縁と思えるような会社でも、
自動車用の部品を作っていることがあります。
そういうわけで、製造業国家の日本では、
自動車販売が不振になると、日本全体が不景気になるのでしょう。
政府は、景気対策で、あちこちに浮気をしていますが、
自動車産業に景気対策を集中させてもよかったと思います。
おそらく、製造業国家の日本では、
道路工事や築港工事よりも、自動車産業をてこ入れした方が、
景気対策として効果的かもしれません。
マイコン microcomputer 2004 7 7
2004年7月6日の日本経済新聞には、このような記事があります。
「マイコンの大口取引価格は、現在、
16ビットで、1個210円から250円。
需給が、ひっ迫して下げ止まった2003年夏以降、
値崩れすることなく、好調を維持している。
エンジン、ブレーキなどの駆動制御だけでなく、
カーナビゲーション向けなど、
用途は拡大の一途にあり、
高級車では、1台100個から150個使用される」